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上橋先生、本屋大賞おめでとうございます\(^o^)/

でも、読んだのは受賞作『鹿の王』ではなく(笑)


虚空の旅人 (新潮文庫)虚空の旅人 (新潮文庫)
(2008/07/29)
上橋 菜穂子

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シリーズが進むたび、

世界がどんどん広く、大きくなってきてます。







今までは、女用心棒・バルサが主人公でしたが、

今回は、新ヨゴ皇国の皇太子・チャグムが

帝の代わりとして外国に行き、事件(?)に巻き込まれます。





第一作で11歳だったチャグムも、

今作では14歳。

守られる立場だった少年も、

今ではすっかり、守るべきもの、背負うものがたくさんになってしまいました。



政治的手腕も発揮しますが、

チャグムには、根っこに純粋な、きれいな部分がまだきちんとあって、

それをそのまま、大事にして、大人になってほしいなぁ。




第一作は、わりと不思議な世界の色合いが強かったのですが、

あ、それ以降も、今作も、もちろんファンタジーなのですが、

第一作に比べると、

人間同士のドラマの色合いがずっと濃くなっている。




世界は壮大なのに、

人は、陰謀を巡らし戦を起こして、

小さな命を顧みることもない。

そうチャグムが考えるシーンがあるのですが、

ホンマその通りやなぁと。




人間のおろかさ、

それぞれの想い。

世界は、色々なものが重なり合ってできている。




良質なファンタジーって、

現実社会と強くリンクしているというか、

色濃く反映しているものなのだなぁと

改めて感じた1作でした。
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2015.04.10 Fri l これに感動! l コメント (0) トラックバック (0) l top

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