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こどもが一番最初に教育を受けるのが家庭であり、

戦前の課程では、なかなかしっかりした教育ができていた。




そのような話から始まり、

現在の危機に警鐘を鳴らし、

家庭で教えるべきことは何か

といった話が書かれていました。




なるほどな~!と、思わされることが多かった半面、

「だから、どうしたら良いか」

ということについては、

ほとんど書かれていないように思います。

(私が読み取れていないのか?)




例えば、

「昔の家庭では、母親が家庭の主任教員だったが、

女性の社会進出が進み、家庭が空洞化する」

という話。

私も、母が専業主婦だったので、

確かに!母親が教えるって大切!と思いますし、

今、私は、ムスメとできるだけ一緒にいたいと思っているので、

うんうん。と思うのですが、

私たち一家は、私も働かないと、

経済的に立ち行かなくなる。

内容に納得しても、できないこともあるわけで…。




「言うは易しやわ」とも思いますが、

「だから、どうしたら良いか」は、

今、子育てをしている私たちに出された

宿題だと、思うようにしています。





“この本は、教育書ではなく、

こどもの成長についてのエッセイである。”

と、あとがきにありましたが、

まさにその通りと思います。




温故知新、

昔の家庭の良いところを知り、今に活かす。

その考えがしっくり、ピッタリ来ます。

ちょっと批判めいたことも書きましたが、

ムスメを育てていく上での糧にしたいと思う1冊でした。
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2016.05.13 Fri l これに感動! l コメント (0) トラックバック (0) l top

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