戦前に書かれた文章の現代訳ということでしたが、
正直なところ、それでも私には難しい内容でした・・・

「いき」という言葉は、
人間の様子(表情やファッション)、芸術、建物など、
様々な場所に使われますが、
まず、そういう表出した部分に着目する前に、
そもそも、根本である「いき」の意識とはどういうものなのかが論じられ、
その後に、「いき」についての身体的表現、芸術的表現へとつながっていきます。
「いき」とは、日本特有の民族性が現れた概念であるという話、
海外では、同じ意味の語が見当たらない(似て非なる言葉ならある)という話、
「いき」とは、『媚態』 『意気地』 『諦め』 の3要素から成り立っているという話、
それから、「いき」に関連する日本語の例が挙げられていました。
「武士は食わねど高楊枝」といった、
誇り高い武士の精神に通じる『意気地』や、
「諸行無常」といった、仏教の考えに通じる『諦め』が、
(『意気地』『諦め』と相容れない)『媚態』と合わさっている
という主張が面白かったです。
確かに、「いき」ってそんな感じ!という説得力がありました。
異性との恋愛を、のめりこまず、軽やかに楽しむ。
それが「いき」なのだとか。
「いき」は、日本の美意識とも言えると思うのですが、
そもそも、現在の私達に「いき」という感覚は、まだ根付いているのだろうか
などと、考えさせられてしまいました。
「いき」という感覚がピンと来ないからこそ、内容が余計に難しかったのかもしれません。
でも、日本人として、
「いき」という感覚、大切にしたいものです。
(思わず「感動した作品」カテゴリーに入れちゃったけど、どこまで理解できたのかしら・・・謎です・・・^^;)
結貴ゆきFacebookページ
https://www.facebook.com/yuukiyuki.art
正直なところ、それでも私には難しい内容でした・・・

「いき」という言葉は、
人間の様子(表情やファッション)、芸術、建物など、
様々な場所に使われますが、
まず、そういう表出した部分に着目する前に、
そもそも、根本である「いき」の意識とはどういうものなのかが論じられ、
その後に、「いき」についての身体的表現、芸術的表現へとつながっていきます。
「いき」とは、日本特有の民族性が現れた概念であるという話、
海外では、同じ意味の語が見当たらない(似て非なる言葉ならある)という話、
「いき」とは、『媚態』 『意気地』 『諦め』 の3要素から成り立っているという話、
それから、「いき」に関連する日本語の例が挙げられていました。
「武士は食わねど高楊枝」といった、
誇り高い武士の精神に通じる『意気地』や、
「諸行無常」といった、仏教の考えに通じる『諦め』が、
(『意気地』『諦め』と相容れない)『媚態』と合わさっている
という主張が面白かったです。
確かに、「いき」ってそんな感じ!という説得力がありました。
異性との恋愛を、のめりこまず、軽やかに楽しむ。
それが「いき」なのだとか。
「いき」は、日本の美意識とも言えると思うのですが、
そもそも、現在の私達に「いき」という感覚は、まだ根付いているのだろうか
などと、考えさせられてしまいました。
「いき」という感覚がピンと来ないからこそ、内容が余計に難しかったのかもしれません。
でも、日本人として、
「いき」という感覚、大切にしたいものです。
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