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きっかけは、「家族の思い出」ライターの鯰美紀さん




鯰美紀さんの、2つのブログ、

「読んだ本の紹介は、脳みそ公開?と思うと恥ずかしくなりました。」

「ねぇ。あなたの脳みそ、見・せ・て。」




で。

身に付いているかはさておき(滝汗)、

本を読むのは好きやし、

マイベスト1冊に絞ることができなかったので、

今まで読んできた中で、心に残った本を、思いつくままに書き出してみました。

うん、こんなブログ、誰からもリクエストされていませんよ!完全に私の趣味だ…!




☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆



『守り人』シリーズ
上橋 菜穂子 著


文句なしに面白い!
「児童文学」「ファンタジー」にカテゴライズされているのがもったいない…!

目には見えないけれど、人間の世界と重なって存在している、
精霊達の住む世界のファンタジー要素と、
政治や歴史、国家間の関係や侵略戦争といった、
歴史ものとも言える要素が絶妙に絡み合うストーリーは、
まるで大河のよう。

この地球上のお話ではありませんが、
魔法は一切出てこないし、
最初の舞台となった新ヨゴ皇国は、中国がベースになったような国。
そういう意味では、ちょっと異色ファンタジーとも言えると思います。

魅力的なキャラクター達、
難しい言葉がひとつも出てこないのに、深さを感じさせる文章。
どこを取っても面白いと思います。

せめて1作目だけでも!
本当に、大人にも読んで欲しいシリーズです。

なお、上橋先生は、
2015年本屋大賞を受賞なさった『鹿の王』の作者でもあります。



『火怨』上・下巻
高橋 克彦 著


日本史を勉強した方なら、「坂上田村麻呂」をご存じかと思いますが、
その坂上田村麻呂と戦った、蝦夷のアテルイが主人公のお話。

主要な登場人物がめちゃくちゃカッコイイんですよ…!
誇り高く、強い。本当に魅力的。
もちろん、ストーリーも面白いです。

史実は変えられないので、
ラスト、いったいどうするのかと思っていたら…!
アテルイたちの決断に涙。

この作品、第34回(2000年) 吉川英治文学賞を受賞されていたんですね。
知らなかった・・・!



『バーティミアス』シリーズ(全3巻)
ジョナサン・ストラウド 著


ファンタジーですが、これも夢中になりました。
ひと癖もふた癖もあるキャラクター達、
ぶつかりあう陰謀や野心。
ストーリーも、テンポよく展開していったと記憶しています。

ハリー・ポッターは、主人公がえこひいきされていると感じるシーンが多々ありましたが、
こちらの主人公は、自分の力で上り詰めていく。
性格に難がありますが(苦笑)、自力で道を切り開く点はかなり好きです。

「全3巻」と書きましたが、さっきWikipediaで調べたら、外伝があるようですね!
未読なので、読んでみたい!



『モモ』
ミヒャエル・エンデ 著


小4か小5の誕生日プレゼントとして頂いた1冊。
不思議な能力(魅力?)を持つ少女、モモが、
街の人々の間に入り込んだ時間泥棒と対峙し、
盗まれた時間を取り戻すお話です。

今思い返すと、現代社会への警鐘がこめられたストーリーだったと思います。

私は、10歳の誕生日を迎える頃から、
「死とは?」「人は死ぬとどうなるのか?」
ということを、思い出したように考えたりするのですが、
もしかしたら、この本を読んだ影響かもしれません。
(この物語は、「死」についての話ではないのですけどね)



『七つの習慣』
スティーブン・R・コヴィー 著


言わずと知れた、元祖自己啓発本の1冊。
この1冊があれば、他の自己啓発本はいらないです!
(と、言いながら、色々読み漁っていますが・・・苦笑)

7ステップの習慣であり、全ての習慣がつながっていて、
どの内容も、成功するのに必要な要素だという説得力があります。

自分の内部にしっかり刻み込むため、
かなり分厚い本なので、読み返すのが手間なため(笑)、
内容を、ざっとノートにまとめたのですが、
まとめちゃうと、細かいニュアンスなどにこめられた大切な点を
見落としている感がすごくあります。
こまめに読み直すことが必要な1冊と言えそう・・・。



『プロデュース力』
島田 紳助 著


「捨てよう・古本として売ろう」
と思いながら、しぶとく本棚に残っている1冊(笑)

お笑いの世界で売れるために という講義内容をまとめたものですが、
正しい努力の仕方や、売れるための戦略の立て方など、
他業種にも役立ちそうな内容もいっぱい。
引退間際のドタバタ劇はありましたが、
この本を読むたび、本当に、
努力と分析・戦略の人だったのだなぁと思います。
やっぱり頭いい人なんだなぁ…。

特に、個人的にハートに突き刺さるのが、
努力について説いた文章。
もちろん、お笑いで売れるためには才能も必要ですが、
努力をできるヤツは、お笑いの才能がなくても、
ほかの世界(業種)で成功をつかむことができる という内容の言葉が出てきます。

「私、最大限の努力をしているかな」
と、読むたびに、自分自身への戒めになっているので、
捨てられないのだろうなぁと思います。



『草の花』
福永 武彦 著


大学時代、一応、日本文学課の学生だったので、
(と言っても、そんなに本を読んでいませんが)
その頃読んだ本で、一番心に残っている1冊を。

過去の恋愛を2冊のノートに記し、帰らぬ人となった汐見。
同じ病院に入院していた私から見た汐見、
2冊のノートの内容、
恋愛の相手からの手紙の4部構成で、
「生きていても、死してなお、人はわかりあえず孤独な存在」
というテーマに沿って書かれた物語です。

はっきり言って、話が暗いし、救いがない。
でも、「死」について、より深く、考えさせられた小説です。


☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆



だいぶ前に読んだっきりで、内容などもうろ覚えのものもありますが、

こんな感じです。




あと、上にはあげていませんが、

村上春樹や西加奈子『さくら』、高村薫もスキですね~

(未読作品もけっこうありますけど…)




なお、先ほど、鯰美紀さんのブログにお邪魔したところ、

いろいろな方がオススメされている本が紹介されていました!

「超贅沢!あの人の脳みそ、見せてあ・げ・る♡」

気になる本もあるので、追々、読んでみたいな~と思っています。

ま、今も「積ん読」状態の本が何冊もあるんですけどね…!・゚・(つД`)・゚・

本当、世の中って、

面白い・面白そうな本がいっぱいですよね~!





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2016.01.14 Thu l 結貴ゆきについて l コメント (0) トラックバック (0) l top

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