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最初に謝っておきます。ごめんなさい。

母にエリート男性との結婚話が持ち上がったのかは、定かではありません。

タイトルは、ゴロのよさを優先しました・・・。

正確に言うなら、本日のお話は、

「エリートと結婚できる環境にあったのに、エリートを選ばなかった母の話」です。




私の母は、短大卒業後に、

とある商社に事務員として入社しました。

母曰く、「海外にも多数支店があり、日本屈指の、巨大商社だった」とのことで、

当然、社員は高収入。

東大卒・京大卒といった高学歴の社員も、わんさかいたようです。




娘の私が言うのも何ですが、

母は容姿もよく(美人に分類して差し支えないと思う)

仕事もできるタイプだったと思います。

その気になれば、エリートとの社内結婚だってできたことでしょう。




でも、母は、父を選んだ。




両親が結婚したのは、どちらも23歳の時で、

母が就職する前から、両親はつきあっていたそうですが、

結婚当時、父は、二流証券会社の営業(社会人)2年目、

社会人としての実力も、給与も、「ぺーぺー」だったわけで。




母がエリートとの結婚を考えなかった理由は2つ。




母の同期にも当然、東大卒・京大卒などという男子が

ゴロゴロいたそうなのですが、

一緒に新人研修を受けている時に、

「エリート言うても、大したことないなぁ」

と感じたこと。

2歳以上年上のエリートの卵を捕まえて、よくそんなこと思ったな!(笑)




あと1つの理由は、「経済格差」

母が仲良くしていた同期の女子は、

どこぞの大企業の副社長令嬢だったそうで、

頭の回転も速く、明るく気さくで、一緒にいて楽しかったようですが、

庶民の母は、時々、その友達と経済格差を感じる時があり、

「商社マンと結婚したら、このしんどさがずっと続くんか・・・ムリやな」

と、思ったのだそうです。





両親が結婚して、約35年。

その間に、父は、従業員十数名の、小さな会社の社長になり・・・

と、書くと、父が会社を設立したみたいですが、

父と同僚たちが3名で、前の会社から独立して、

最初は別の人が社長をしていたのですが、

諸事情あり、父が社長をするのが合理的だったから

父に社長のお鉢が回ってきただけで、

父は別に、偉くもすごくも、お金持ちでも何でもありませんが、




ま、とにかく。

この約35年の間に、日本の経済はすっかり変わってしまい、

今は、大企業も倒産するし、

エリートも没落物語も、ちっとも珍しいものではなくなってしまいました。

そう思うと、母は今、一応、社長夫人なわけで、

案外、母には先見の明があったのかもしれません。




長々と文章を書きましたが、

結局のところ、今日は何が言いたいか というと、




結婚相手選びは自分に正直に!

世間一般で言うところの「好条件」に惑わされるな!




と、私は思っている ということです。




いえ、『崖っぷち女子が年収1000万円超の男性と結婚する方法』を、

先日このブログでオススメしておきながら、矛盾するかもですが、

結貴の読書感想文はこちら

ふと、「母もプチリッチな男性と結婚できたかもしれないのにな~」と、

このエピソードを思い出したもので、書いてみた次第です。






結貴ゆきFacebookページ
https://www.facebook.com/yuukiyuki.art



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2015.10.20 Tue l 考えたこと。 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

No title
そうですねー。幸せな結婚になるかは、自分と相手の努力次第ですからね。条件だけじゃ計れない!(^o^)
2015.10.20 Tue l 椿. URL l 編集
Re: No title
椿様>

えらそうに書きました(汗)
でも、ホンマ、結婚生活が幸せになるかは、条件だけじゃ計れませんよね!(^^)b
2015.10.20 Tue l 結貴ゆき. URL l 編集

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