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今回のお話は、じょうず・へたという舞台のできばえの話ではなく、

「上手」「下手」という舞台用語についてです。




上手=かみて

下手=しもて





と、読みます。




客席から見て向かって右側が「上手」、

客席から見て向かって左側が「下手」
 となります。

150602_01.jpg



演劇関係だけで使われる言葉かと思っていたのですが、


バンドなど、音楽のステージでも使われている言葉のようですね。




ネットで調べると、

「かみての“み”は右手の“み”」と覚えると、どちらがどちらか覚えやすい との案が!

なるほど~!




ちなみに、

歌舞伎舞台に特有の「花道」。

役者さんが登場したり、退場したりする、舞台の延長みたいなものですが、

これは、必ず下手側にあります。

(たまに、上手・下手両方にある場合もありますが)

150602_02.jpg



「上手」「下手」が歌舞伎から発生した言葉なのか、

いつ頃から使われている言葉なのかは、ちょっとわからないのですが、

現在でも使われている言葉なので、

覚えておくと何かと便利です・・・

いや、日常ではそんなに使わないか(苦笑)



2015.06.02 Tue l 歌舞伎がユルくスキ☆ l コメント (0) トラックバック (0) l top
歌舞伎の特徴のひとつとして、




「露骨な性描写(エロ)・暴力描写(グロ)がない」



ということがあげられます。





確か、幕府に「露骨なエロ・グロを禁止されたから」

そういう描写がなくなった という流れだったと思うのですが、

ちょっとネットでは調べきれなかったです…。

女歌舞伎や若衆歌舞伎が風紀・風俗を乱すということで禁止されたと

前回のブログで書きましたが、

露骨なエロ・グロも風紀や風俗を乱すからアカン!って

幕府が考えたのかもしれませんね。知らんけど。




まず、歌舞伎でのエロについて。

これは私の知る限り、露骨なものは本当にないですね。

キスシーンさえない。

(私が知らないだけで、あるのかもしれないけど・・・。ご存知の方、いらっしゃったら教えて下さい)




当時の人達が禁欲的だったとか貞節が固かったとか

そういうことはないと思います。

だって、江戸時代って、浮世絵で春画※とか、フツーにあるもんね。

※春画:男女の性行為の様子を興味本位に誇大に描いた絵(新明解国語辞典による)。




ま、セクシャルな話が皆無ってこともないカンジですけどね。

あと、エロはありませんが、恋愛の話はもちろんありますよ~!




一方、暴力シーンはけっこう存在します。

が、これもリアルかと言うと…

例えば、立ち回り(=殺陣やケンカ)は、

全体的に、舞踊のようだったり、

殺しのシーンも、軽~く斬るフリだったり・・・。

後ろから蹴飛ばされるシーンなんかも、

「えーい!(蹴るフリ)」「おっとっと・・・」みたいな

(↑実際にそのような台詞はありませんが)。





暴力シーンで個人的にめちゃくちゃ気になっているのは、

『勧進帳』という超人気の演目。

弁慶が義経を3発ほど杖で殴るフリをするシーンがあって、

その時、義太夫(←この場合はナレーション)が

「打擲す(打擲=ちょうちゃく と読みます。打ちたたく、殴る という意味)」と言っているんですけど、




場面的に、あれって、

大阪弁で言うところの「しばく」、

今風に言うところの「フルボッコ」と違うか・・・?

(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル




※「しばく」も「フルボッコ」も、「一方的にボコボコに殴る」といった意味合いだと私は認識しています。




最も、立ち回りも見せ場のひとつだし、

殺しのシーンはクライマックスなことが多い(と、私は思う)し、

どちらのシーンも役者さんには気合がみなぎっているし、

お芝居としてちゃんと成立してるので、リアルさに欠けるのは全く気になりません。




そういうわけで、

歌舞伎には、露骨なエロ・グロはありませんが、

なくっても、歌舞伎は十二分に面白いです。


あと、露骨でない分、想像力はたくましくなるかもしれませんね。ふふふ


2015.05.26 Tue l 歌舞伎がユルくスキ☆ l コメント (0) トラックバック (0) l top
現在のプロの歌舞伎役者さんは、全員男性。

女性はいらっしゃいません。





「知らなかったー!!」という方、大丈夫です。

時々、知らない方もいらっしゃいますし、

私も、高校の日本史を選択しなかったら、

おそらく知らなかったと思います…(滝汗)




「宝塚歌劇が女性しかいないように、

 プロの歌舞伎役者は男性しかいません」

説明としては何かおかしいと思うんですけど、

そう言うと、みなさん納得して下さいます。




他のサイトなどでも散々言われていることですが、

ここでざっと歌舞伎の始まりについて、ご説明いたします。




歌舞伎を始めた と言われているのは「出雲阿国(いずものおくに)」。

女性です。

歌舞伎って、最初は女性オンリーだったんです。

これが当時大人気!




ところが、「女歌舞伎」は幕府によって禁止されてしまいます。

そこで登場したのが「若衆歌舞伎」。

若衆=少年オンリーの歌舞伎です。

で、若衆歌舞伎も幕府に禁止され、「野郎歌舞伎」、

現在の男性オンリーの歌舞伎となったのです。




女歌舞伎も若衆歌舞伎も、禁止された理由は

風紀・風俗を乱すから だったそうです。




それって、つまり…

当時の歌舞伎はエロかったってこと!?Σ(・ω・ノ)ノ!




歌舞伎の解説をなさっている方は、「エロかった」説を唱える方が多いみたいです。

女歌舞伎はともかく、若衆歌舞伎がエロいってどういうことだろう と思っていたのですが、

当時って男色、今風に言うとボーイズラブが当たり前だったそうなので、

なるほど、それなら少年たちもエロかった説が成り立ちそうですね。




ちなみに、現在のプロの歌舞伎役者さんは男性オンリーですが、

子役の場合は、女の子も舞台上に上がることができます。

松 たか子さんも、子供の頃、歌舞伎の舞台に立ったことがある と聞いたことがあります。

あと、素人歌舞伎の場合も、女性が役者をやるのはOKです。

(でないと、大学時代に私たち女子は役者として舞台に立てなかったわけで…。)

それから、「歌舞伎」という名称の由来は、「傾く」(これで“かぶく”と読む)。

当時、派手な格好をした人なんかを「かぶき者」などと言ったそうです。




それにしても、禁止された女歌舞伎や若衆歌舞伎、

どんな内容だったんでしょうかね?

どうやら残っていないみたいです。ちょっと残念ですね。


2015.05.19 Tue l 歌舞伎がユルくスキ☆ l コメント (0) トラックバック (0) l top
現代の日本人も、歌舞伎好きのDNAを受け継いでいる!

と、確信したのは、ドラマ『半沢直樹』が流行ったことがきっかけですが、

「バルス!」なんかも、まさにそれですね!




他にも、時代劇、戦隊物、魔法少女物など、いろいろ当てはまるんですけど、

とりあえず、『天空の城ラピュタ』か『半沢直樹』がわかりやすいかと思うので、

どちらかを観ている気分を、番組冒頭から思い出してみて下さい。




ストーリーが進み、だんだんと近づくクライマックス。




来るぞ~! わくわく・・・




来るぞ~~!! わくわく・・・・・・










「バルス!!」

「倍返しだ!」



キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!







・・・はい、そこまでで!

お付き合いありがとうございました。( *・ω・)*_ _))ペコリン




共通点は、




「明確な見せ場がある」ことと、

「展開がわかっているのに、見せ場ではテンションが上がる」こと。




『半沢直樹』も、いくつか話を観れば、初めて観る話でも、

「倍返しだ!」がいつ頃出るか、だいたいの展開がわかると思います。

『ラピュタ』にいたっては、毎回全く同じ話ですから、完全にわかりますよね(笑)




でも、皆さん、「バルス!!」「倍返しだ!」でテンションが上がりますよね?

だから、Twitterがバルス祭りになる(笑)




歌舞伎には、明快な決め台詞があるわけではありませんが、

一番の見せ場に、役者さんが「見得※」を切ります。

※見得を切る…スローモーションで、決めポーズ&ドヤ顔をすること。


これが、歌舞伎における「明快な見せ場」。

見得を切った瞬間に、




キタ━━━(゜∀゜).━━━!!!




と、なるのが、歌舞伎の楽しみ。




歌舞伎も、ある程度観れば、

ある程度、見せ場が予測できるようになります。

(ってか、鑑賞前にあらすじを調べておくことをオススメしますしね。

 その話はまた後日に。)

それでも、やっぱり、クライマックスでの「見得」の瞬間は最高!

展開がわかっているのに、見せ場ではテンションが上がっちゃいますね~!




歌舞伎もお芝居である以上、

笑いあり涙あり感動あり、

時にはビックリするような演出あり ということも

歌舞伎の魅力ではありますが、





キタ━━━(゜∀゜).━━━!!!




と、なるのが、歌舞伎の一番の醍醐味です!!( ・`ω・´)キリッ




(ちなみに、歌舞伎はクライマックス以外…
 役者の登場シーンなどでも、見得を切ります。
 そして、それはそれでテンションが上がります。笑)

2015.05.14 Thu l 歌舞伎がユルくスキ☆ l コメント (0) トラックバック (0) l top

現代の日本人も、歌舞伎好きのDNAを受け継いでいる!




私がそう確信したのは、

ドラマ『半沢直樹』が流行った時です。








大学時代、歌舞伎を実演するという、

一風変わった部活動をしていた私。




こう言うと、根っからの歌舞伎好きと思われそうですが、

カブキ部に入部するまで、一度も歌舞伎を観た事もなかったし、

入部後も、「こんなの、何が面白いんやろう」と思っていました・・・(汗)




その後、「やるのは楽しいけど、観るのはさほど」という時代が続き(苦笑)、

そういうわけで、えらそうにブログを書いていこうとしていますが、

自分でもビックリするくらい、歌舞伎の知識が少ないです。

今でも、話をしている相手から

「私も歌舞伎が好きなんです!」などと言われたら、

震えるほどビビる(笑)

(あ、「観たことない」っていう一般の方よりは、もちろん知ってますよ!笑)




でも、そんな私でも、

歌舞伎は面白いと思うし、

せっかく日本人に生まれたのだから、

1回くらいは観てみてほしい!

できたら好きになってほしいと、心の底から思います!







「何言ってるかわかんない。」

「どこが面白いのかわかんない。」




これらは、ちょっとしたコツや慣れで解消できます。

ちょっと時間がかかるかもしれないけど…




歌舞伎も「芝居」の一部なので、

笑ったり、感動の涙を流したりする話もあります。

現代人の感覚からは「ちょっ・・・」「えええ!?」ってなるような作品もありますけど(笑)

それもそれで、色々ツッコめて面白いです(笑)




世の中には、詳しい解説をなさってる方や、

大好きで大好きでたまらない!という方もいらっしゃると思うので、

逆に、私くらいの「好き」度合いの人間が、

ゆるーく、歌舞伎の楽しさをお伝えするのもアリかなと思っています。




まだまだ私も勉強中ですが、お付き合い頂けましたら幸いです。


2015.05.13 Wed l 歌舞伎がユルくスキ☆ l コメント (0) トラックバック (0) l top